top of page

そのままに純に生きよ

  • 執筆者の写真: 本間 啓庸
    本間 啓庸
  • 2020年4月19日
  • 読了時間: 1分

仏は常に働きかけてくれています。


仏には勤務時間もなければ、休暇もありません。


わたしたちが勤務中に時計を見るようになったとき、わたしたちの生活は少し仏から離れて来た証拠です。


梅の樹は梅の花を咲かすために、一分間も休みなく生命の営みを続けているのであり、桜の生命は桜の花を咲かせるために、一秒間も休みなく生命の営みをつづけているのです。


そしてその生命の営みは決して金銭のためでもなく、何らかの報酬を期待するのでもなく、どんな人里離れた山奥の岩の蔭にでも咲いているのです。


そしてその咲くことが仏のみ心であり、天分であるがゆえにそれが喜びであるのです。


ただ、そのまま営むということ、それがありのままの生き方であり、真言密教の真理そのままの生き方であり、純粋の生き方です。そこには一切の悩みなく、病いなく、憂いなく、そのままであり、それが本当のあなたなのです。



 
 
 

Comments


  • Instagram
  • Facebook

どんなことでもお気軽にお問い合わせください

042-676-8050

Copyright(c)GYOKUSENJI.All Rights Reserved.

bottom of page