みまもり観音本間 啓庸2020年4月9日読了時間: 1分寺に参る人びとを「ようこそ」と迎え 家路へ向かう背中を「幸あれ」と見送る 悩み哀しみを抱く者には寄り添いの御手を差し伸べ 苦を抜き楽を与う 家をみまもり 故郷をみまもる 過去 現在 未来へと悠久の時を行き来し すがたかたちを変化して いつもあなたをみまもる 南無大聖観世音菩薩
救いの原理は一つ、仏性の自覚である奇哉の奇 絶中の絶なるは それただ自心の仏か『秘密曼荼羅十住心論』 もっとも不可思議なものは、私の心にある仏である。 人が本当の自分の尊さに気づくために、必ずしも経典を学ばなければならないわけではありません。仏教は、すべての人の中に「仏性(ぶっしょう)」が具わってい...
人生は料理屋の如し 〜願いを立て、祈り、精進するということ〜人生とは、大きな料理屋に足を踏み入れるようなものです。 そこには贅を尽くしたご馳走から、質素な一皿まで、あらゆる料理が揃っています。けれども、私たちが席に着くだけでは、料理は運ばれてきません。注文をしなければ、何も始まらないのです。...
精進波羅蜜と「時を待つ」智慧「ローマは一日にして成らず」「待てば海路の日和あり」とは、いずれも時間のもつ力と、継続の大切さを教える言葉です。しかし、仏教ではそれを単なる「待つこと」とは見ません。そこに働いているのが「精進波羅蜜(しょうじんはらみつ)」の実践です。...
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