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彼岸会御和讃

  • 執筆者の写真: 本間 啓庸
    本間 啓庸
  • 2024年2月18日
  • 読了時間: 1分



此方(こなた)は生死の暗き里

彼方(かなた)は涅槃の聖(きよ)き国

間(あい)にみなぎる煩悩の

流れぞ深く越えがたき

彼岸(かなた)の岸に到るのは

布施(めぐみ)持戒(いましめ)忍辱(たえしのび)

精進(はげみ)禅定(しずけさ)智慧(ちえ)の徳

積みてし漕(こ)がん法(のり)の船

暑さ寒さも彼岸まで

よろず程よく偏(かたよ)らぬ

調和(なごみ)の相(すがた)中道の

理にふさわしき季節なる

教え妙(たえ)なる彼岸会を

こよなき修養週間と

日頃懈怠(けだい)をかえりみて

勤めはげまん六度行

祖先(みおや)をまつり身を修め

菩提(ぼだい)の種を培(つちか)いて

浄土の光り現実(うつしよ)に

いただく今日の尊さよ


 
 
 

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