「祈り」とか「阿字観」とか云うものは、「想念」の集中した弾丸を宇宙の「想念の大海」に投げ込むようなものなのです。
「物質宇宙」の反面は「想念の宇宙」であり、「物質宇宙」の形相は「想念」の相(すがた)が設計図となって定められるものですから、想念が変化したら「物質宇宙」の形相も変って来るのです。
その想念の相に一大影響を与えるのが祈りですから「祈り」(又は阿字観)ほど強力なものはないのであります。
今迄、多くの世界改造を志す人たちは形の方から世界を改造しようと思ったから失敗したのです。
言論を掌握して、言葉の力で心を動かし、世界改造をするならばもっと容易に世界の様相を変化することが出来るのです。
その実証は戦後アメリカが日本の放送局とジャーナリズムの支配権を握り、所謂「民主主義」と云う「想念」を日本国民に吹き込んだとき、どんなに日本の様相が変ったかであきらかです。
コメント